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男性の医療事務は貴重な戦力です。コミュ力あればモテモテ?!

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病院や診療所・クリニックでの受付対応や雑務処理などを行う医療事務。

一般的なイメージだと女性が多い印象でしょう。

実は最近では男性の採用も増えています。

男性の医療事務は、病院においてどんな存在になるのかなど、気になっている方も多いのではないでしょうか?

女性の多さゆえに、男性が貴重な存在となり、頼りにされることが多くあることを体感しています。

私自身はここ何年かは事務スタッフの採用面接も担当しているので、男性を採用する機会もあります。

この記事では男性医療事務の優位性や男性医療事務としての経験を交えてお話したいと思います。

これから医療事務を目指そうと考えている男性は、ぜひ記事をご覧ください。

目次

面接・採用担当者から見ると

女性に人気の医療事務ですが、採用担当者から見ると男性だって”大歓迎”です。

私は病院で男性医療事務として20年以上の経験を積んできています。

女性が多い職種なので、男性に受験に来てもらうことは大歓迎なのです。

病院の窓口を見ると女性が多く、男性スタッフは少ないと感じるかもしれませんが、実は男性もそこそこいます。

活躍の場は、女性より多いかもしれません。

一般の会社では、多くの会社で男性がたくさん働いていますが、病院は看護師を始めとして女性がたくさん働く職場です。

簡単な力仕事はもちろん、コンピュータを扱う業務が急激に増えてきているので、少しでもコンピュータが好きな方やエクセルを扱える方は、とても頼りにされます。

コンピュータやエクセルといっても高度な知識は不要で、少しエクセルの関数を使えるだけでいいのです

実は私もその一人です。

医療事務の資格は必要ない?!

実は医療事務を行うことに資格が必要なわけではありません。

様々なメディアで資格取得の宣伝が流れているので、資格が必須の仕事だと考えている人がかなりいらっしゃいます。

実際、面接のシーンで「資格は必要ないのですか?」と尋ねられることがよくあります。

実際の現場では、資格を持っていない人も多くいますが、持っているに越したことがないというのが現状です。

ただ、資格を持っていると、医療事務に対して熱意があると受け取られるので、採用時にプラスになることは間違いありません。

これは男性に限ったことではありませんが、医事の知識というのは病院経営の基盤になるもので、管理者になっていくためには必須の知識だと感じています。

診療報酬改定は2年に一度必ずやってくるので、診療報酬改定に対応するためにも基礎知識はあったほうが絶対に良いのです!

窓口の推しメンを目指そう

医事の知識も大切なことですが、窓口の対応も大切な業務です。

病院の窓口に立っていると、かかりつけの患者さんと顔見知りの関係になります。

医師や看護師は患者さんと話す回数や時間が多いので親しい関係になることが多くあります。

医療事務員との接触は比較的短いかもしれませんが、それでも何人かのファンが付くことがあります。

患者さんの話にきちんと耳を傾けることで患者さんから親しみを覚えていただき、会うたびに笑顔になっていただけるのが、この仕事の醍醐味の一つです。

そして会計でお金をもらい、患者さんが去る際には「お大事に・・」という優しい言葉でお別れします。

他のサービス業では「ありがとうございました。」とお客さんに告げますが、通常、病院ではお金をもらっても「ありがとうございました。」とはいいません。

”医療はサービス”と言われ出してずいぶん経ちますが、この風習は変わりません。

病院と患者さんの関係性を表している”温かい言葉”のような気がします。

事務管理職は男性が多い

病院の事務管理職といえば、「事務長」・「医事課長」・「総務課長」・「人事部長」などが挙げられますが、これらの役職の多くが男性です。

病院事務長の集まりなどは、ほぼ男性です。

医事課長などは最近、ちょくちょく女性を見かけるようになりましたが、まだまだ少数派です。

最近は女性の事務長なんかも見かけるようになりましたが、事務管理職に限定すれば男性優位な職業ではないでしょうか。

管理職になれば給料があがるので、目指す価値のある職業です。

女性が多い職場なので・・モテモテ?

ここは少し打算的な話です。

病院で一番多い職種は”看護師”です。

誰もが想像するように看護師の大半は女性です。

どこの会社でも職場結婚や職場恋愛は多くなりがちですが、男性医療事務の場合、看護師と恋愛や結婚に至るケースは多くなります。

女性看護師は普通の会社員より収入が高い傾向にあります。

女性は出産や子育てで、一旦仕事を離れることがよくあります。

子育てはとても大切なライフイベントなので、個人的にも優先してほしいイベントです。

普通の会社員だと退職すると給料が激減するなんてことはよくありますが、看護師の場合はそんなことがありません。

ライフスタイルに合わせて、パート職員として働いても、少なくとも時給1500円をもらうことも可能だし、働く時間も選びやすいことは間違いありません。

男性医療事務と女性看護師の夫婦は世帯年収が高くなり、経済的には安定的な生活が送れます。

ただし、女性とのコミュニケーションがうまくとれる人というのが前提です。

しかも、そんな人は医療事務に向いています。

繰り返しになりますが、医療事務という現場は、女性のスタッフが大半です。

同僚も女性、上司も女性、部下も女性となることもあるので、女性とのやりとりは他の会社よりもかなり多い職場です。

仕事でもプライベートでも女性とのコミュニケーションを円滑に進められるような男性が好まれます。

これは実体験ですが・・

医事の知識は業務上必要だということは言うまでもありませんが、看護師を始めとする他の職種の方は医事の知識はありません。

同じ医事スタッフでも知識の多いスタッフと少ないスタッフは、他職場の方も見分けているので医事知識が多い人は頼りにされる回数が全く違ってきます。

なので、実は病院でのモテ具合も医事事務の知識がものを言うのかも・・と思っています。

まとめ

病院は女性が多く働く職場なので男性の医療事務は貴重な存在です。

女性よりも管理職に登用されやすいので、年収が高くなる確立が間違いなくあります。

患者さんから喜ばれる窓口対応で、ファンがつくこともあるので、人から感謝される素敵な仕事です。

病院は看護師を始めとして、女性が多い職場です。

恋愛・結婚相手もたくさんいると言ったら叱られるかもしれませんが、看護師さんとの出会いはたくさんあります。

思いが成就し結婚まで至ってれば経済的に余裕が生まれやすい環境になります。

興味がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 友人からこのサイトを教えてもらい、勉強させてもらっています。
    場違いな質問ですが、思い切って質問した次第です。
    特殊疾患治療入院料2では
    リハと精神作業療法の算定は取れるでしょうか?
    マルメだからとれないと思いますが、はっきりとした根拠がなく、混乱していまして・・
    恐れ入りますがご教授願います。

    • コメントありがとうございます。
      ご質問の「特殊疾患治療入院料2」の算定の件ですが
      結論から申し上げると「リハ」および「精神作業療法」は算定できないと解釈しています。
      逆に算定できるものは、この入院料を算定する場合、次のものが考えられます。
      *******
      臨床研修病院入院診療加算・医師事務作業補助体制加算(50対1補助体制加算、75対1補助 体制加算又は100対1補助体制加算に限る。)・超重症児(者)入院診療加算・ 準超重症児(者)入院診療加算・地域加算・離島加算・医療安全対策加算・感染対策向上加算・患者サポート体制充実加算・報告書管理体制加算・データ提出加算・入退院支援加算(1のロ及び2のロに限る。)・認知症ケア加算並びに排尿自立支援加算並びに除外薬剤・注射薬

      ※除外薬剤・注射薬
      インターフェロン製剤・抗ウイルス剤・血友病の治療に係る血液凝固因子製剤および血液凝固因子抗体迂回活性複合体
      使用する血液凝固因子製剤
      *******

      これ以外に算定できるものは当該入院料の加算になると考えられます。

  • ててて様

    ご丁寧なご解説ありがとうございました。
    何度も申し訳ございません。
    これに関連した質問をさせてください。

    https://shisei-hp.or.jp/inpatient/hokatsu/
    Q. 通常の入院費用と何が違うのですか?
    の項目で、
    特定入院料(まるめ)と出来高の組み合わせができると
    知りました。
    これを応用して、
    特殊疾患治療入院料2(マルメ)に
    出来高払いとして、リハと精神作業療法を算定に組み合わせることは
    できるとお考えでしょうか?
    お時間があるときにご回答ください。

    • 特殊疾患治療入院料についての知識がなかったため少し勉強させていただきました。
      特殊疾患治療入院料を届け出ている病棟でリハや精神作業療法を算定することはできません。
      前提として、特殊疾患治療”入院料”を届け出る場合は病棟まるごと、この入院料を算定する必要があります。
      包括算定を主とする特定入院料には〇〇入院料と〇〇入院医療管理料がありますが、後者の〇〇入院医療管理料は病室単位で届出が可能です。
      この場合、特殊疾患治療”入院医療管理料”を届け出ることを検討されてはいかがでしょうか。

      特殊疾患入院医療管理料の場合もリハビリなどを算定することはできませんが、この入院医療管理料を届け出る場合は
      ”入院基本料”と合わせて届け出る必要があります。
      私が過去に経験したパターンだと「急性期一般入院基本料+地域包括ケア入院医療管理料」の組み合わせて運用していました。
      このパターンだと同一の病棟内に出来高算定の病室と包括算定の病室ができることになります。
      地域包括ケア入院医療管理料も特殊疾患治療入院医療管理料と同様でリハビリなど算定できませんが一方の急性期一般入院料は出来高算定なのでリハビリの算定が可能となります。
      この組み合わせはリハビリを算定を目的として運用していたわけではなく、収益の最適化などを目的としていました。

      ご質問の場合も特殊疾患治療入院医療管理料+〇〇基本料の組み合わせて検討されてはいかがでしょうか。

  • ててて様
    ありがとうございます。
    ここまでご丁寧なご解説ありがとうございました。
    ご参考にさせていただきます。

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