教育費は親の負担になってきます。
通常、子供が年齢を重ねるごとに教育費は増えていきます。
学校の授業料、塾代、大学の学費・・
我が家には二人の娘がいます。長女・大学1年生、次女・高校2年生。
最も教育費のかかる時期に差し掛かってきました。
そこで我が家では長女が次女の勉強をみる”家庭内家庭教師”を実践しています。
最近、この家庭内家庭教師が少し軌道に乗ってきたので、報告します。
・・・大学受験が終わるまで走り続けられるかな。
ぜひ、最後までお付き合いください。
長女のプロフィール
大学の教育学部に通う大学1年生。高い志で教育学部を目指したわけではありません。大学共通テストの後期試験で拾っていただいた大学です。
アルバイトは自分が大学受験の頃に通っていた”自習塾の講師”と ”家庭教師のトラ○”です。
前者は高校生、後者は中学生を担当しています。
長女が通い始めた頃は”自習塾”ってなんぞやと思っていました。
なぜ自習なのに数万円の授業料が必要なのかとよくぼやいていましたが、まさか自分の娘がそこでアルバイト講師をすることになるとは思いませんでした。
いわゆる普通の塾というのは授業を受けることがメインですが、この自習塾は「勉強の仕方を教える」ところのようです。
定期的に生徒と面談し、ToDoを生徒に立てさせてその到達具合を生徒と共有するのが講師の役割です。
わからないところを教えたりもするのですが、自習塾の目的は”自分で考える力を身につける”ことのようです。
受験勉強が終わってからも使える大切な力ではないかと考えています。
塾代は、大手の大学受験予備校よりも安く値段が設定されているので助かります。
大手の半額くらいになるようです。
親に負担能力があれば、大手に通わせたりもできるのでしょうが・・・
塾代が安いせいかどうかはわかりませんが、賃金は激安です。(笑)
長女の担当生徒が少ないせいもありますが、めちゃくちゃ安いです。
まぁでも、機嫌よく働きにいってるのでいいかな・・・(*^^*)

目標
学習の目標設定は姉妹で話し合って決めています。
まずは志望校ですが、自宅から通える国公立大学! ざっくりですが、今はこんな感じです。
今の次女のポジションでは努力と成果次第で狙える範囲だと思っています。
あくまでも努力と成果次第です。
超難関と呼ばれるようなところは難しいでしょうが、親としては安いところにいってくれると非常に助かります。
そして我が家の娘たちは国公立大学に合格すると報奨金として親から10万円が送られます!(安い!?)
長女でも実践した報酬型教育です。

高校の定期テストの目標も定めています。
- 各科目の目標→70点以上 欠点があったら休みなし
欠点があるような教科は共通テストでかなり厳しい結果になってしまいますもんね。
親からも平均点に応じて賞金が出ます。
全教科の平均点 | 報酬 | |
70点以上 | 500円 | |
75点以上 | 1000円 | |
80点以上 | 1500円 | |
85点以上 | 2000円 | |
90点以上 | 2500円 | |
95点以上 | 3000円 |
次女よ、頑張れ!
次は日々の学習時間です。
目標学習時間 | ||
平日 | 1時間30分 | |
休日 | 3時間 |

まず自習が習慣化されることを目標においているのでしょう。本格的な受験勉強としては、もの足りない気もしますが、これから伸ばしていくつもりなのかな。
なんせ自宅から通える国公立大学を目指すのですから、まずはこれくらいの目標をクリアしていかなければなりません。
目標の立て方には長女が通う自習塾のノウハウが活かされています。
ToDo
目標と同様にToDoを立てて学習します。
作成したToDoを定期的に面談で振り返り、到達を確認します。
ここに親は立ち入れません。特に父親が入ることを長女は嫌います(T_T)
あまり近い関係だと勉強を教えることが難しいケースもよくありますが、うちの姉妹の場合は関係が良好なので今のところはなんとかやれている感じです。
とはいえ、お互い苛立ちがあるときも垣間見えますが、それを乗り越えてお互いの成長になればと願っています。
少しToDoをご紹介します。(娘たちの許可は得ています。)
ある2週間のToDoの進捗・評価です。
ToDo・参考書 | 量 | 進捗度・評価 |
チャート式 数学ⅠA | 数Ⅰ 2,3章 全問 | 進捗率 0% |
システム英単語 | 1~200 8割 毎日50単語ずつテスト | 正解率80% |
共通テスト 過去問 | 数学ⅠA 1年分 国数 やり直し | 正解率 26% |
フォーカス | 終わらせる | 進捗率 33% |
学校の宿題 | 提出日厳守! | ○ |
まだまだ目標通りにはいきません。ちゃんとできたのは宿題だけです。
大丈夫でしょうか・・・(T_T)
共通テストの得点率は仕方がないとは思いますが、進捗はもう少し頑張って欲しいところです。

謝礼
家庭内家庭教師であっても無償でやってもらうのは、心苦しいし教える方のやる気につながらないので謝礼を決めました。
月額:5000円(激安) もちろん本人同意アリです。
月末に指導レポートを作成し、メールで送ってもらいます。
レポートが送られてきたら、長女の口座に謝礼を振り込みます。
楽天銀行から楽天銀行への振り込みなので、振込手数料がかかりません。
このあたりはネット銀行の利点ですよね。いつでもどこでも簡単に振込ができます。
長女自身が次女をあまり指導できていないと考えているときは、レポートが届かないので謝礼はありません。

まとめ
我が家の”家庭内家庭教師”について書いてみました。
姉妹の仲が悪いと、こんなことはできません。姉妹の仲が良いことが何よりです。
勉強を教わっている次女だけでなく、長女の学びの場になっていてほしいと願っています。
たとえ妹でも人に物事を教えるとか伝えるというのは、ある程度の技術とかコツみたいなものが必要になってきます。
若いうちに”教え方”や”伝え方”を経験して、これからの人生に役立ててもらいたいものです。
許可が出れば次女の成績をここで開示するかもしれません(*^^*)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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